日本クローデル研究会


 日本クローデル研究会は、ポール・クローデル(1868-1955)の研究者や愛好家たちの集まりです。どなたでも入会できます。

 ポール・クローデルは二十世紀フランスを代表する劇作家で詩人です。また有能な外交官でもあり、熱心なカトリック信者でもありました。そのため、会員の関心は演劇、詩、思想、宗教、外交、政治、歴史と多岐にわたっています。駐日大使時代は、《詩人大使》として広く日本人に親しまれました。

 例会は年1回で、日本フランス語フランス文学会の春季大会に合わせて開かれます。そこでは、さまざまな分野の調査・研究の発表があり、読書や観劇、さらにクローデルゆかりの地を尋ねた旅の報告なども披露されます。会の後の懇親会では、聖俗を往来するなごやかな話題が飛び交います。

 機関誌としてL'Oiseau Noirを隔年で発行しています。